我が心、本日も晴天なり

保守の補習時間

エピソード

エピソード(1) どんなに自分がひもじくても、女には奢らせない

治子は万年の愚連隊流のダンディズムをこよなく愛した。それはファッション面だけでなく、万年の場合、精神的なもののほうに、より濃厚に表れていた。たとえば、治子は懐具合が潤沢なとき、「兄さん、お茶御馳走するわ」と、よく万年を誘ったが、むろん万年…