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世界の夫婦別姓事情 「夫婦別姓ができない日本は古い」は本当か?

夫婦別姓を選べないのは日本だけ」との主張がある。この主張は、「日本だけが世界の潮流から遅れている」との意味を含めて使われており、まるで世界各国では夫婦別姓が当たり前のように行われているとの前提の上に立っている。本当にそうだろうか?各国の「別姓事情」を少し詳しく見ていくことにしよう。

 

英語圏では

In the past, a woman in England would assume her new husband's family name (or surname) after marriage; usually she was compelled to do so under coverture laws.
This remains common practice today in the United Kingdom and in other common law and Anglophone countries and countries. Examples are Australia, New Zealand, Pakistan, Gibraltar, Falkland Islands, Ireland, India, Philippines, the English-speaking provinces of Canada and the United States. In some communities in India, spouses and children take the father's first name or proper name.

In the lowlands of Scotland in the 16th century, married women did not change their surnames, but today it is the norm to do so.

Usually, the children of these marriages are given their father's surname. Some families (mainly in the USA) have a custom of using the mother's maiden name as a middle name for one of the children—Franklin Delano Roosevelt received his middle name in this way or even as a first name. Spessard Holland, a former Governor of Florida and former Senator, whose mother's maiden name was Virginia Spessard, received his first name in this way.

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過去には、イギリスの女性は結婚後に彼女の新しい夫の姓になります。 通常、妻は夫の保護の下でそうすることを強いられた。 これは今日イギリスでも他の慣習法およびアングロフォン諸国でも一般的な慣行であり続けている。

例としては、オーストラリア、ニュージーランドパキスタンジブラルタルフォークランド諸島、アイルランド、インド、フィリピン、カナダとイギリスの英語圏があります。 インドのいくつかのコミュニティでは、配偶者と子供たちは父親の名または正式な名前を使います。

16世紀のスコットランドの低地では、既婚女性は姓を変更しませんでしたが、今日はそうすることが標準です。

通常、これらの結婚の子供たちは彼らの父親の姓を与えられます。一部の家族(主に米国)は、子供の1人のミドルネームとして母親の旧姓を使用する習慣を持っています。フランクリン・デラノ・ルーズベルトは、このようにまたはファーストネームとして彼のミドルネームを受け取りました。フロリダ州の前知事で、元老院上院議員であったヴァージニア・スペサードという名前のスペサード・ホランドは、このようにして彼の最初の名前を受けました。

イギリスは慣習法の国で、明文化された規定はない(基本的にはアメリカも同じ)。

 

 

オーストリア

In Austria, since 1 April 2013, marriage does not automatically change a woman's name; therefore a name change can only take place upon legal application. Before that date, the default was for a married woman's name to be changed to that of her husband, unless she legally applied to opt out of this.

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オーストリアでは、2013年4月1日から以降、結婚によって自動的に女性の名前が変わらなくなりました。名前の変更は合法的な申請によってのみ可能です。 それ以前は、デフォルトでは、結婚を拒否することを法的に申請しない限り、既婚女性の名前が夫の名前に変更されていました。

 オーストリアでは、2013年までは「原則夫婦同姓(夫の姓に変える)」で、その後「原則夫婦別姓(申請があった場合のみ改姓)」に変わった。また、「子供の姓について夫婦が合意できない場合は、母姓となる」という規定もあるようだ。

どれくらいの割合で夫婦別姓が選択されているかは不明。

オーストリアの結婚式事情|姓の決まりは?

 

フランス

In France, by executive decision since 2011 and by law since 2013, any married person may officially use their spouse's name as a common name by substituting or compounding it to their own. Before this it was common for married women to use their husband's name in everyday life but this had no legal recognition.

A common name does not replace a person's family name as written on their birth certificate.

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フランスでは、2011年以降の執行決定および2013年以降の法律により、すべての既婚者が自分の配偶者の名前を自分の名前に置き換えるか合成することによって、正式な名前として正式に使用することができます。
これ以前は、既婚女性が日常生活の中で夫の名前を使用するのが一般的でしたが、これは法的に認められていませんでした。

フランスには「夫婦別姓」という選択はなく、「原則同姓、複合姓なら可能」と読み取れる。 また「子供は必ず父姓(または複合姓)」という法律もあるようだ。

またフランスで暮らす方のブログを拝見すると、別姓にしている夫婦は「面倒な奴」と見なされるなど、フランスは日本以上に「夫婦同姓の国」なのではないかと思わせる。

夫婦同姓にこだわるフランス: 真(ま)フランスの日常

 

ドイツ

 In Germany, since 1977, a woman may adopt her husband's surname or a man may adopt his wife's surname. One of them may use a name combined from both surnames. The remaining single name is the "family name" (Ehename), which will be the surname of the children. If a man and woman both decide to keep and use their birth names after the wedding (no combined name), they have to declare one of those names the "family name". A combined name is not possible as a family name, but, since 2005, it has been possible to have a double name as a family name if one already had a double name, and the partner adopts that name. Double names then must be hyphenated. All family members must use that double name.

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ドイツでは、1977年より、女性が夫の姓を、男性が妻の姓を採用することがあります。 それらのうちの1つは両方の姓から結合された名前を使うかもしれません。 残りの単一の名前は「姓」(Ehename)で、これは子供の姓になります。 男性と女性の両方が結婚式の後も自分の生年月日を保持して使用することを決定した場合(組み合わせ名は不可)、それらの名前のうちの1つを「姓」と宣言する必要があります。

姓として結合姓を使用することはできませんが、2005年以降、すでに結合姓がある場合は姓として使用することが可能であり、パートナーはその名前を採用します。その場合、二重名はハイフンを付ける必要があります。 家族全員がその二重名を使わなければならない。

 

つまりドイツでは、

①夫姓で同姓

②妻姓で同姓

③妻(夫)のみ旧姓を残した結合姓(結合姓でない方の姓を「家族の姓」と宣言する)

夫婦別姓(どちらかの姓を「家族の姓」と宣言する)

⑤すでに結合姓を持っている場合は、家族全員がその結合姓を名乗る。

という規定である。また、第一子につけた姓はその後産まれるすべての子供につけなければならない、という規定もあるようだ。

 

ギリシャ

Since 1983, when Greece adopted a new marriage law which guaranteed gender equality between the spouses, women in Greece are required to keep their birth names for their whole life.

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ギリシャが配偶者間の男女平等を保証する新しい結婚法を採択した1983年以来、ギリシャの女性は生涯にわたって誕生姓を保持することを要求されています。

 

ギリシャは、法的には「女性の改姓を認めない」とのことだが、実際上は、配偶者の同意を得て配偶者の姓を名乗ることはできるようだ。

 

イタリア

Spouses keep their original surnames. According to the Italian Civil Code, a woman who marries keeps her surname and has the option of adding her husband's surname after hers. Non-Italian citizens getting married in Italy will not have their surname changed in Italy. However, brides or grooms can request their surname change in their home country.

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配偶者は元の姓を保持します。 イタリア民法によると、結婚した女性は姓を保持し、夫の姓を彼女の後に追加することができます。 イタリアで結婚したイタリア人以外の市民がイタリアで姓を変更することはありません。 ただし、花嫁や新郎は、母国で姓の変更を要求できます。

イタリアは1975年までは、妻が夫の姓に改姓するかたちでの「夫婦同姓」だった。その後は夫婦別姓が基本となり、オプションとして、女性が夫姓を加えて複合姓にできる。

夫婦別姓 イタリアの場合 まとめ – Sagra(サグラ)

夫婦別姓!?イタリア人の夫と国際結婚したわたしの6つの行動

 

 

※参考文献・サイト

*1Maiden and married names - Wikipedia