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選択的夫婦別姓 「日本維新の会」案が最悪である理由

 選択的夫婦別姓において、いわゆる「維新案(足立議員案)」というものが知られていますが、日本維新の会の公式サイトには、夫婦別姓についての言及がありません。

日本維新の会|身を切る改革、実行中。維新はやる。次の時代を創る。

 

そこで、こちらの足立議員の主張を参考にして、いわゆる「維新案」が最悪の案であることを説明しましょう。

 

adachiyasushi.jp

3.家族の一体性と夫婦別姓は両立する

…選択的夫婦別性に関する私の提案を一言で言えば、「通称に一般的法的効力を認める」です。では、具体的にどうするのか。戸籍に記すのです。

 

「家族の一体性と夫婦別姓は両立する」と書いてありますが、これがまずあり得ないことです。これは配分の問題なので、家族5:個人5の状態から個人性を強めれば、家族4:個人6、などとなり、一方を強めれば一方は弱まるというのが正しい理解です。

それを、家族5:個人6にできるだとか、「家族10:個人10でみんな幸福になれる!」などという、無から有が生じるかのごとき絵空事に過ぎません。

維新案は、こうした絵空事を主張しているという点で、従来の選択的夫婦別姓案とまったく変わるところはありません。

 

4.戸籍に旧姓を記し法的効力を付与する

維新案の問題点は、「通称に一般的法的効力を認める」ということで、これは日本人も通名を使いましょう、という「通名のススメ」に他なりません。

 

ただでさえ、他人になりすまして犯罪をしやすくなる通名制度、韓国籍なのに日本人と見分けがつかず、犯罪を犯しても「日本人がやったこと」と見なされてしまうなど、通名(複数の名を持つ)に対する批判は少なくありません。

それが維新案では、「日本人も通名をどんどん使って下さい」となっています。

これは、問題のある通名制度を日本人にも拡大して、日本に通名制度を完全に定着させることになってしまいます。

 

白い布地に黒い点があれば目立ちます。黒い点を目立たなくするには、布地を黒い点だらけにするという、「逆転の発想」なのです。

日本に通名を普及させて、在日の通名を目立たなくするのが維新案の正体です。

とても、日本人の発想とは思えません。通名制度に相当の親和性を持つ者が発案したのではないか?と疑います。

私は、従来の夫婦別姓案と通名を関連づける主張に対しては、「関連性はない」として否定してきました。しかし、維新案については「通名制度の逆説的普及である」とはっきり言えます。

 

夫婦別姓維新案は、従来の選択的夫婦別姓の問題点はそのままに、さらに日本人にも通名を使わせようとする最悪の案です。ゆめゆめ、「今までよりソフトな中間案かな?」などと勘違いしてはいけません!